自転車を楽に乗る方法

通勤や通学、買い物などで自転車に乗る人へ。

自転車を楽に、なるべく疲れずに乗る方法を紹介します。

普段使いのママチャリに限らず、クロスバイクやロードバイクなどのスポーツバイクでも使える方法です。

 

 

楽に乗る方法一覧

次のような方法を試せば、絶対に楽に乗ることができます。

・タイヤに空気をしっかり入れる

・ペダルに足をかける位置を調節する

・サドルの位置を調節する

・ペダルの漕ぎ方を意識する

それぞれ詳しく説明していきます。

タイヤに空気をしっかり入れる

基本中の基本であり、誰でもすぐに改善できる点です。

タイヤに空気がしっかり入っていないと、パンクしやすいだけでなく自転車の進みも悪くなります。

円形に近いタイヤ(空気がしっかり入ったタイヤ)の方が滑らかに回ることは一目瞭然ですよね。

いわゆるママチャリと呼ばれている自転車は、空気があまり入っていなくてもパンクしにくいですが、パンクした時の面倒を考え普段から空気を入れることを意識しましょう。

ペダルに足をかける位置を調節する

ペダルに足を置く時、足のどの位置にペダルが触れていますか。

意外と多いのが、土踏まず(足中央のくぼんでいる部分)をペダルにかけている人です。

ペダルを漕ぐ際に適している足の位置は指の付け根部分です。

わかりやすく言うと、つま先立ちした時に地面と触れている部分がペダルに置く部分です。

そうすると、足の真ん中から後ろにかけてはペダルに触れていない状態となります。

足のこの部分が一番力をこめやすいので、土踏まずでペダルを漕ぐより格段に楽になります。

サドルの位置を調節する

サドルの位置もとても重要な要素です。

自転車を楽に漕ぐためには、ペダルを効率よく漕ぐ必要があります。

そのためには足をきれいに回す必要があり、その際にサドルが低すぎたり高すぎるとうまく足を動かすことが出来ません。

では、最適なサドルの高さはどれくらいなのかというと、個人差があります。

まず、ペダルの片側を一番下の位置へ持っていきます。

その時、伸ばしている足の膝が完全に伸びきる少し手前の伸び具合になるサドルの高さが適切な高さになります。

(足は上で説明した指の付け根を置いてください。)

一人で調節する時は、転倒する恐れがありますので、十分注意してください。

自転車に乗って足の伸び具合を確認し、一度降りて調整して再度乗って確認して、を繰り返すのが安全です。

街中の人を見ているとサドルの位置が低すぎる人が多い印象です。おそらく止まった時に足がしっかりと付かないことを恐れてだと思います。

適切なサドル位置にすると、サドルにまたがった状態で足はつま先しか地面につきません。

では、どのように止まればいいかというと、サドルの前方から降りるように止まります。

そうすると、止まった時には自転車にまたがった状態になります。お尻はサドルより低い位置に来て、足をぺったり地面につけることが出来ます。

そこから再び漕ぎだす時は、足をかけている側のペダルを斜め45度前方の位置に移動させます。

そのペダルを踏み込みながら地面に付いている足を離します。ペダルが一番下の位置に来たらゆっくりとサドルに座ります。

座れたら反対の足をペダルに乗せて漕ぎだします。

何度かやればスムーズに漕ぎだせるようになるはずです。

ペダルの漕ぎ方を意識する

これは上級者編です。

ペダルを漕ぐ際に、足に力を入れるタイミングを効率よくすることで楽に漕げるようにするというものです。

ロードバイクのようなスポーツバイクに普段から乗っている人でも、またプロの人でも完璧に出来ている人は居ないそうです。

それだけ難しいのですが、知識として知っているだけでも多少違いますので、解説します。

まずペダルを漕いだ時に描く円をイメージします。

その円の前方上半分を①、前方下半分を②、後方下半分を③、後方下半分を④とします。

①⇒②⇒③⇒④⇒①⇒②⇒・・・の順番でペダルは動きます。

今、片側のペダルに注目して説明しましたが、片方のペダルが一番上の位置にある時、もう片方のペダルは一番下の位置に来ます。

つまり、半周ずれた位置にもう片方のペダルがきます。まずはここまでを覚えておきましょう。

さて、ペダルを漕ぐ際に、一番足に力を入れるべきタイミングがあります。

それはもちろん①~②の部分です。そうしないと進まないですよね。

その時、反対のペダルは③~④の位置にあります。こちらの足は、ペダルに足を置いているだけだとペダルの回転を妨げていることになります。

なので、足を「引く」ことが大切です。ペダルから足が離れないくらいでペダルの回転を妨げないように足を持ち上げるイメージです。

そして①~②の部分で足を押し込む際も、ペダルが一番上の位置で力をこめるより少し下がった位置から徐々に力をこめ、斜め上45度くらいのタイミングで一番力を籠めるようにします。

そこからペダルが一番下の位置に来るまで徐々に力を弱めていき、③~④に差し掛かったらペダルに合わせて徐々に足を引きます。

これを左右の足で行います。

説明するのも難しいですが、実際にやるのも難しいです。ですがこれらをイメージして漕ぐだけでも少し楽になるはずです。

まとめ

以上、自転車を楽に乗る方法でした。

最後のペダルの漕ぎ方は難しいですが、それ以外は簡単に実践しやすく、また効果も実感しやすいものです。

たったこれだけで楽に漕げるので、是非やってみてください。

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