先日、南極・北極科学館に行ってきました。
南極・北極科学館は、南極と北極で行われている観測や研究内容について、実物展示で紹介している科学館です。
TVアニメ「宇宙よりも遠い場所(よりもい)」の3話でこの南極・北極科学館が登場し、こんな施設があることを始めて知りました。
(「宇宙よりも遠い場所(よりもい)」の主人公たちが暮らす場所を、実際に散策した際のまとめ記事もよろしければどうぞ。宇宙よりも遠い場所(よりもい)聖地巡礼おすすめコース)
また、TV番組「世界の果てまでイッテQ」ではイモトさんが南極の山「ヴィンソン・マシフ」に挑戦されました。
私の中で南極ブームが来ており、この機会に見に行かねばと思い立ち、行ってきました。
今回は、南極・北極科学館を紹介します。とっても面白い科学館でおすすめです!
(写真はクリックで拡大できます。)
(よりもいで登場したシーンを参考に撮影したものも多数あります。)
Contents
無料で楽しめる科学館
南極・北極科学館は、なんと入場無料の科学館です。1時間程度で見て回れるこじんまりとした科学館です。
しかし、展示されているものは南極観測で実際に使われていたもの、今も使われているもので、触ったり中に入れたりするものもあります。展示内容はとても濃厚です。
建物の外観。左側が南極・北極科学館。右側は談話室サザンクロス。
ハチの巣状に風化した岩石。昭和基地付近から採取された、5億年前のもの!
モニュメントの台座に白瀬南極探検隊の説明。よりもいの報瀬のモデルは白瀬隊長からかも・・・?
館内案内図。施設内は飲食禁止。撮影はOK。(オーロラシアター内だけNG。)
展示品紹介
中で展示されていたものをいくつか紹介します。
南極・北極ジオラマ
展示室に入って正面に南極と北極のジオラマがあります。日本のサイズと比較もでき、南極は日本の何倍ものサイズであることがわかります。昭和基地などはてっぺんの辺りに位置しています。
イモトさんが登山したヴィンソン・マシフ。標高はなんと4,892mもあります。七大陸最高峰(セブンサミット)の1つです。昭和基地などがある場所とは遠く離れています。
南極の陸地のジオラマ。南極に陸地があることを知りませんでした。
大気・氷のコーナー
歴史のコーナー
ここに展示されている雪上車は実際に使われていた雪上車で、中に入ることができます。
雪上車の他に、かつて使われていた犬ぞりや、歴代の砕氷船模型の展示もありました。写真は今の砕氷船しらせ。
生物のコーナー
こちら昭和基地のコーナー
昭和基地のジオラマ。見切れていますが、正面のモニターには昭和基地のライブ映像が。私が見たときにはたまたま人が横切っていました。お仕事頑張ってください!
体験コーナー
ここではなんと、南極の氷に触ることが出来ます!これだけでも南極・北極科学館に行く価値があります!
実際に使われていた南極観測隊の方の防寒服(私物)。しかも着てみてもOK。
先ほどの防寒服を着て、ペンギン前で撮影すれば南極気分を味わえるかも?
この他にもまだまだ沢山の展示品があります。物の展示だけでなく、最新の研究結果の説明などもあり、大人でも楽しめる科学館です。
昔の雪上車の値段もわかっちゃう。1台690万円。物資だけでも相当の金額がかかっていることがわかります。
ミュージアムショップ
南極観測隊のおしゃれなロゴが入ったTシャツやハンカチ、ジッポなど売られています。1回300円の南極・北極科学図鑑のガチャガチャもおすすめ。
そのほか、写真展示も充実していました。砕氷船しらせ、かっこいい。
しらせが今どの辺に居るのかわかる展示も。こういうホットな情報が盛り沢山な科学館です。
アクセス
JR立川駅から徒歩やバスで行くことが出来ます。立川駅から多摩モノレールに乗り換えて高松駅まで行く方法も。行く途中で大きな公園があり、のんびり散歩しながら行くのも良いと思います。
南極・北極科学館は少しわかりずらい場所に位置しているので、迷うかもしれません。
立川駅北口から外に出て、地上階におります。大通りに出て道なりに進みます。(下の地図中央の道)国立国語研究所の横から行く方法が近いですがわかりずらいです。ぐるっと回って国立極地研究所から行く方が遠回りですがわかりやすいです。
入場料は無料ですが、休館日に注意しましょう。平日に行けない方は土曜日に行くしかないです。
開館日時:毎週火曜日 〜 土曜日 10:00 〜 17:00(最終入館16:30)
休館日:日曜日、月曜日、祝日、年末年始
私が行った時(土曜日)は比較的空いており、ゆっくりと見て回れます。
まとめ
TVアニメ「宇宙よりも遠い場所」というタイトルの通り、南極や北極は日本からとても遠い場所で、今までそこで行われていることを意識したことはありませんでした。
ですが、宇宙よりも遠い場所やイモトさんのヴィンソン・マシフ登山といったものがきっかけで、興味を持ちました。
きっかけは些細なことでも、今まで知らなかったことを新たに知ることの楽しさは何歳になっても変わりませんね。皆さんも南極・北極科学館に行かれてみてはいかがでしょうか。
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