冬の函館旅行プラン 雪化粧の絶景五稜郭

先日、青森に出張する機会があり、そこから函館まで足を延ばして観光してきました。

その日のうちに東京へ帰ったので弾丸旅行でしたが、その分内容の濃い旅行をすることができました。

函館のおすすめスポットを紹介しつつ、旅行を振り返ってみたいと思います。

皆さんの旅行プランの参考になれば幸いです。

プラン概要

青森スタート、東京戻りの日帰り旅行プランです。

東京スタートの場合、電車だと5時間近く時間がかかり、最速でも11時過ぎ到着となってしまうため飛行機移動が必須です。(宿泊するならその限りではないです。)

1日目(日帰り)
青森→新函館北斗→函館(新幹線と電車)
函館観光(徒歩や市電、バス移動)
函館→新函館北斗→東京(新幹線と電車)

プラン詳細

移動手段について

東京から移動するとして、出来れば飛行機移動をおすすめします。

飛行機移動の方が移動時間が1.5時間程度短いというのと、株主優待券を利用すれば料金は電車移動とほぼ同額だからです。(株主優待券は金券ショップで簡単に購入することができ、料金が半額になるすぐれものです。)

参考までに、電車だと2万3千円程度、飛行機だと3万3千円程度。優待券を使うと1万7千円程度+優待券購入費(時期や在庫で料金は変動しますが5~6千円程度。)でほぼ電車と同額になります。

電車移動の場合、新幹線に4時間乗り続ける必要があり、暇を持て余してしまうこと必至です。

トンネルを通過する区間が多く、圏外になるため、ネットにつながないとできないことは悉く出来ません。睡眠や読書などで乗り切る必要があります。

観光スポット:五稜郭と五稜郭タワー

言わずと知れた名所、五稜郭。まず行き方ですが、函館駅から少し歩いたところにある市電に乗って移動します。

「函館駅前」から「五稜郭公園前」まで移動します。混雑具合で多少変わるかと思いますが、10分程度だったかな?

市電は交通系ICカードに対応しており、Suicaで支払い出来ました。料金は230円。

旅先のバスや路面電車は料金システムが良く分からなくて尻込みすることが多いですが、Suicaに対応しているとまごつかずスマートに乗り降りできて便利ですね。

五稜郭公園前から15分程度歩きます。雪道だったので移動速度が平常時より遅いので参考程度に。

移動途中にもちょっとした見どころがちらほら。

五稜郭の手前にある五稜郭タワーが見えてきます。京都タワーくらいのスケール。

上の展望階に行くためには大人900円が必要ですが、展望階からの眺めは絶景で一見の価値ありです。

12月に行ったということもあり、雪に覆われた町、五稜郭を眺めることが出来ました。

窓が斜め前にせり出しているからか、それとも雪で町全体が真っ白になっているからか、目の前の景色に吸い込まれるような不思議な感覚に陥りました。

写真は景色の一部を切り取ったものでしかありませんが、全方位真っ白な景色は圧巻でした。

五稜郭タワーの1階2階部分は誰でも入ることができ、お土産売り場やカフェや食事処もあるため、休憩スポットとしても重宝します。

さて、五稜郭タワーから徒歩2分程度、すぐそこに五稜郭があります。

敷地内は自由に散策することができます。真ん中の箱舘奉行所は入館料500円。

建物は復元されたものですが、職人の技を随所に感じられます。

敷地内をぐるっと散策したかったのですが、雪で歩くのが大変だったので途中で断念しました。散策するには雪が積もっていない時期がよさそうです。

観光スポット:ラッキーピエロ

食事処兼、観光名所のラッキーピエロをご存知でしょうか。函館を中心に北海道の一部の地域にしか店舗がないご当地ハンバーガーショップです。

地元の人にも愛されていますが、観光スポットとして有名なのはハンバーバーがとっても美味しいからです。

一番人気のチャイニーズチキンバーガーを頼んで食べてみましたが、これが絶品。何度も食べたくなる美味しさです。甘辛いタレの味がする鶏の唐揚げが3つも入っていて、レタスとマヨネーズが良く合っています。

店舗は駅や観光スポットの近くに展開されており、とても行きやすいです。

私は市電の五稜郭公園前近くのラッキーピエロに行きました。この店舗は比較的好いていましたが、お昼時や人気スポット近くの店舗は混雑しているようでした。持ち帰りもできるようなので、食べ歩きするのもよさそうです。(ボリュームが大きいので、口の周りが汚れてしまうのでお手拭き必須。)

観光スポット:函館市旧イギリス領事館

五稜郭観光のあとは函館山方面に移動して散策です。

市電の五稜郭公園前から末広町まで移動します。240円。

夜景で有名や函館山まで行くには、この末広町からロープウェイ駅まで歩く必要があります。(後で知りましたがバスで函館駅からロープウェイまで移動できるみたいです。ただし本数は少な目。)

末広町とロープウェイの間にはいくつか観光スポットがあり、その一つが函館市旧イギリス領事館です。末広町から徒歩5分程度、少し坂を登ります。

もともと調べていなかった観光スポットでたまたま見つけた感じでしたが、建物の中は英国の雰囲気を感じられる良い場所でした。

観光スポット:旧函館区公会堂

お次は函館市旧イギリス領事館からさらに坂を登ったところにある旧函館区公会堂です。

黄色と若干青っぽいグレーの豪華な建物です。館内もモダンでハイカラな作りでした。

入館料は300円、貸衣装なんかもやっているらしく、ハイカラな衣装を来て記念撮影ができるようです。(寒いからか誰もやっていませんでしたが。)

坂の上にあるので、バルコニーからの見晴らしも素敵でした。

観光スポット:八幡坂

末広町から坂を登って旧函館区公会堂まで来たら、今度はロープウェイまで横移動していきます。

その途中、海まで一直線に道路が続いている絶景スポット八幡坂があります。映画やCMにも使われることがあり、見たことある方も多いのでは。

もし路面が凍結していて滑り落ちたら・・・恐ろしいですね。てか写真に写っている人たち、恐怖心というものが無いのだろうか。私だったら雪道を歩きます。凍っていないところは滑らないので。

観光スポット:函館ハリストス正教会

さらに横方向に進むと函館ハリストス正教会があります。

拝観はしませんでしたが、外観だけでも一見の価値ある美しさです。建物の周りをぐるっと一周することができます。

観光スポット:函館山と函館山ロープウェイ

さあ、函館ハリストス正教会からさらに横移動してやっと函館山ロープウェイに到着です。

末広町から長いこと歩きますが、途中にいくつか観光スポットがあるのであまり距離を感じることなく到着します。合間にカフェも何件かあったので休憩しながら移動できます。

ロープウェイは10分間隔で運行しているようです。往復で1280円、Suicaでお支払い。

Suicaってほんと便利ですね。ワンタッチで会計できて、履歴も後でチェックできる優れものです。

ロープウェイの途中で撮影した写真。何となく伝わると思いますが、かなりの高さを登ります。ロープウェイの出発地点が豆粒みたいな大きさに。

上に到着すると待ちに待った絶景が。夜景でなくても十分絶景でした。夜はきっと混むと思うので、日中に行くのもありだと思います。

観光スポット:金森赤レンガ倉庫

函館山を満喫したら坂を下って金森赤レンガ倉庫へ。ロープウェイの目の前にバス停があり、運よくすぐにバスが来たのでそれで移動しましたが、歩いて坂を下るのは大変かもしれません。

金森赤レンガ倉庫は、横浜の赤レンガ倉庫みたいに中がショッピングモールのようになっています。周辺には食事処もあり、ウィンドウショッピングしているだけでもあっという間に時間が過ぎてしまいます。

クリスマス仕様でサンタが壁を登っている装飾が付いていました。

近くには大きなクリスマスツリーが。夜になるとライトアップされる有名なツリーのようですが、時間の都合でライトアップ前の写真のみ。

倉庫と倉庫の間、連絡通路からパチリ。風情があるなぁ。

最後にいかいか亭という食事処で新鮮なお刺身を食べました。このボリュームで2000円はお得!

18時手前、急いで函館駅に戻り最後の一枚。函館駅正面ロータリーのイルミネーション。

18時に函館駅を出発し、東京に着いたのは23時。長い、長すぎる・・・。

 

費用目安

■交通費
東京~函館:片道2万3千円程度(飛行機の場合は優待券利用)
市電、バス:全区間200~300円程度
入館料、拝観料等:各所500円前後

■宿泊費
日帰りのため未調査

■食費
ざっくり4000円(外食:昼食×1、夕食×1、間食×1)

■合計
55000円程度(お土産込み)

お酒のお土産が種類豊富で、ビールやワインなどがあります。お土産代金は高く成り気味かも。

番外編:雪道を歩く時の注意点

東京の方でたまに積もる雪とは質が違うようです。東京のように踏み固められてガッチガチに固まった氷のような場所は少なく、思っていたよりかは歩きやすかったです。

ですが、全く滑らないというわけもなく、固まっていない雪の部分を選んで歩く方が安全です。また、凍って滑りやすい場所を歩く時は歩幅を小さくして歩くと転びにくいです。

ポケットに手を入れて歩くのはとても危険なので、手袋をして自由に手を動かせる状態で歩きましょう。

まとめ

今回は純粋な旅行ではなく、出張がたまたま土日に繋がっていたのを利用しての旅行でした。

時間の制約が強く、駆け足での観光だったので今度行くときは宿泊してじっくり観光してみたいです。そう思わせる魅力が詰まっている函館でした。

おまけ:はこだて明治館にて

 

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