電車で座わる方法と考え方 乗車時間を有意義にする

満員の通勤電車で長時間立って出社するのはとても苦痛です。
朝からストレスを溜めて得することなど何もありません。

私は学生時代から如何にして座れる確率を上げるかを模索し続けていました。
そこで見つけた確実に座る方法、座れる可能性を格段に上げる方法を伝授します。

 

 

始発駅を活用する

これは使える人の条件が厳しいですが、言うまでもなく確実に座れます。
自分の最寄り駅が始発駅に近い場合、目的地の逆方向であっても始発駅へ行くことで確実に座れます。

注意する点として、自分が始発駅に着いた時点で
始発電車に乗るための列が出来上がっているので、1,2本電車を見送る必要があります。

また、目的地が逆方向の場合は、始発駅までの往復移動時間もかかります。
その路線に乗っている時間を考慮して、その待ち時間を捻出する価値があるかを見極めてください。

また、逆走する場合はその区間の電車代も払わないと無賃乗車になりますので注意してください。

始発駅での並び方

始発駅での並び方にもコツがあります。適当に並んではいけません。
まず、その路線の電車の座席数を把握してください。

一般的に車両両端は優先席があり、中間は長い座席があります。
たとえば優先席は短く3人掛け、長い座席は7人掛けとします。

車両両端のドアから入った場合、座れる可能性のある座席数が少ないのです。
なので、車両両端以外の位置に並びます。

また、その位置に入って左右の手前と奥に座れる可能性があるので
、座れる可能性がある座席数は約12〜14席なります。

2列で並んでいる場合、最低でも6列目に並んでいないと座れません。
前に並んでいる人の動き方にも左右されるので、確実に座るなら4列目までに並んでください。

あとは実践あるのみです。

特定の駅で降りる人物を探す

情報収集の期間が必要になりますが、確実に座れるようになります。

通勤時間帯には、いつも同じ時間の電車で座っている人が居ます。
その人はほとんどが始発駅から座って来ている人で、
座る位置は多少変わることがあっても同じ車両に乗っていることが多いです。

その人を探し、降りる駅を把握しておきます。
自分の最寄り駅の隣駅で降りるのが理想です。そんな人を探しましょう。

目的地に近い駅で降りる人でも、把握しておけば
いざという時少しは座ることが出来ます。

自分の記憶力と臨機応変に対応する発想力があれば座れます。
例えば車両間を移動できる程度の混雑具合であれば、渡り歩いて確実に座ることができます。

大前提として覚えた人の座席正面の位置に立つことができないと始まりません。
また、毎回同じ人の前に立つことになるので、相手にも顔を覚えられて少し気まずいです。
(気にしてたら座れませんが。)

覚えるべき人物と覚えるコツ

一番わかりやすいのが学生です。中高生なら学生服を着ているので、
特定の制服を覚えておけばどこで降りるかも簡単に覚えられます。

次のねらい目は大学生です。
服装は変わりますので、顔または鞄を覚えましょう。

鞄が変わることはほとんどありませんし、キーホルダーなどが付いていると覚えやすいです。

朝の通勤時間帯に居る大学生は、例え初めてみる人でも雰囲気で大学生だなとわかるものです。
出たとこ勝負で狙うこともできます。

サラリーマンやOLを覚えるときも、顔または鞄を覚えましょう。

大学生は授業の選択によって毎日居ないことも考えられますが、
サラリーマンやOLはそんなことはないので覚えることができれば安定して座れます。

覚える前に考えておくこと

大抵の場合、自分が降りる駅の階段近くの位置に乗車する人が多いことを覚えておきましょう。
立っている人も同様です。
なので、自分が乗車した時に座席の正面に立つことができなくてもまだチャンスはあります。

自分の目的駅までの間で、各駅の階段の位置を把握しており、
密集している車両は混雑しますが入れ替わりが激しいことになります。

自分が乗車した時点で座席正面に立つことがとても難しいという人はこのような場所を狙いましょう。

逆に、座れないけどほとんど混んでいないという場合は、
少し外した位置で覚えるべき人を探した方がいいかもしれません。
競争率が低いからです。

普段より早い時間に乗車する

例えば1時間乗車する路線があって、普段乗車する時間では座れないけど
30分早く乗車すれば確実に座れるという場合もあります。
そうであれば30分早く乗車できるようにするのも1つの手です。

1時間座って寝られれば30分早起きしても損はありませんし、
じっくりと読書や資格勉強をすることもできます。

1時間立っているよりも選択肢が多いことは確実でしょう。

即興で降りる人を見極める

確実性はありませんが、上記のテクニックを試せない場合に
知っているだけでも座れる可能性を上げることができます。

私は目的地から逆走して始発駅から座って通勤しています。(ちゃんと定期区間内です。)
そこで気づいたことは、座席の両端に座る人は長距離乗っていることが多いということです。

始発駅から乗るからと言って、すぐに降りる人は当然居るわけで、
そういう人は最悪座れなくてもいいというスタンスで乗車しています。
なので、座席の中央付近に座ることが多いです。

逆に長距離乗車する人は確実に座るために、
乗車列の先頭をなるべくキープする人が多く、
必然的に座席の両端に座ることが多くなります。

つまり、座席の両端の正面に立つことをやめましょう。

座っている人の行動で見極める

座っている人の行動は色々なパターンがあります。
そこからすぐに降りる人かどうかを見極めます。

以下は私の経験則ですが、参考までに。

・寝ている⇒中距離~長距離
・マンガを読んでいる⇒すぐには降りないが長距離でもない
・新聞を読んでいる⇒長距離
・小説を読んでいる⇒長距離
・勉強をしている⇒中距離~長距離

自分が乗車したタイミングで行動を始めた場合の例です。
自分が始発駅から遠い駅で乗車する場合はその距離を考慮して考える必要があります。

ポイントはその人になったつもりで想像することです。

寝ている人は、例えば今いる駅がその路線の始発駅から30分以上の位置であるなら、
すぐに降りる可能性も高いです。
また、頻繁に途中で目覚めたり、外を気にしだしたら近いうちに降ります。

マンガを読む場合、できれば降りるまでに読み切りたいと思いますよね。
残りのページ数を見て、降りる駅を推測することができます。
残りページ数が多い場合はまだまだ降りない可能性が高いです。

セリフ数によっては読むスピードが速かったり遅かったりするので、
そこも考慮して推測しましょう。

新聞を読んでいる人は、飛ばし読みする人や特定のコラム等しか読まない人がほとんどなので、
開いているページ数は参考になりません。

言えることは、自分が納得するまで読めるくらいの間は乗車するということです。

もう1つのポイントとして、
途中から寝始めた場合の見極めです。

例えば本を途中まで読んだ状態で寝始めた場合はすぐに降りない場合がほとんどです。

逆に読み切ったうえで寝始めた場合は、降りる駅までの時間が余ったために、
ただ単に目をつむっているだけということがあるので、比較的すぐに降りる可能性が高いです。

立ち位置で可能性を広げる

これはとてもずるい方法ですが、できるなら座れる可能性を高くできます。
それは、座っている人の正面に立つのではなく、少しずらして立つという方法です。

暗黙の了解で、席を立った人の正面に座っている人が座る権利を得ますが、
2人の座っている人の中央に立つことで、
どちらかの人が席を立った際に座ってしまうのです。

混雑しているとできない上に、迷惑な方法ですが
何がなんでも座るという気概がある人はやってみるといいでしょう。

まとめ

ただ漠然と乗車していては、座れる可能性を高めることはできません。
ここに挙げたもの以外にも細かいテクニックは沢山あります。
いずれKindleで書籍化してみたいと考えています。

路線によっては通用しないテクニックもあるかと思いますが、
工夫して、また独自のテクニックを編み出して座席をゲットしてください。

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