超軽量!ソニーのワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン レビュー

先日、SONYのワイヤレスノイズノイズキャンセリングイヤホン「WF-SP700N」を購入しました。

今まで、SONYのワイヤレスノイズノイズキャンセリング”ヘッドホン”(MDR-1000X)を使っていましたが、夏場にヘッドホンを付けて出歩くのは暑いのと、軽装で出歩きたい時は邪魔なため、思い切って買ってみました。

1か月程度実際に使用してみたので、レビューをしつつ皆さんにおすすめしたいと思います。

MDR-1000X(今は生産終了してWH-1000XM2が売られています)と比較しつつ、ワイヤレスノイズノイズキャンセリングイヤホン「WF-SP700N」の良い点(悪い点も)をご紹介します。

実際に使ってみてわかった良かった点

ある程度の期間、実際に気づかないような点にも注目してよい点をご紹介します。

左右独立型モデルでノイズキャンセリング

これが目当てで今回購入したくらい、この製品の代表的な特徴です。Bluetoothイヤホンでも、イヤホンの左右がつながっているモデルが多いのですが、このイヤホンは左右がバラバラになっているイヤホンです。

左右独立型イヤホンで有名なのはアップルの「AirPods」です。街中で付けている人を良く見かけます。(耳から真っ白なイヤホンが垂れ下がっているのが特徴的で目に付きます。)

AirPodsはノイズキャンセリング機能が無いのですが、「WF-SP700N」はノイズキャンセリング機能があります!左右独立型モデルでなおかつノイズキャンセリング機能があるイヤホンはソニーの製品くらいしかありません。唯一無二のイヤホンなのです。

※ソニーの公式サイトを見ると、以下記述があります。
“左右独立型スポーツモデルとして世界初(*)デジタルノイズキャンセリング機能搭載
* IPX4以上の性能を持つ左右独立型ワイヤレスヘッドホンにおいて。2018年1月8日時点、ソニー調べ”

長時間付けても疲れない着け心地

左右独立型モデルで、余計なコードは一切ないためとても軽いです。1時間半程度付けていても耳が痛くなったということはありませんでした。イヤーピースがBOSEのイヤホンのような耳のくぼみにも引っ掛けるタイプなので、しっかりと耳に固定され耳の穴にかかる負担が減っていると思われます。それでいて痛くならないので素晴らしいです。

スポーツモデルということもあり、激しい運動をしても耳からイヤホンが外れたりズレたりしないような作りになっています。

コンパクトで持ち運びが便利

ノイズキャンセリングのイヤホンを使う場面として、街中や電車・バスなどの移動中であることが多いと思います。そのため移動していない時(人と会っている時など)はイヤホンを外すため、収納性はとても大事な要素です。

このイヤホンは軽くて小さい上に、専用の収納ケースがあります。(イヤホンに同梱されています。)ケース自体もとても小さく、収納もしやすいため素早くしまうことができます。そのうえ、収納ケース自体が充電器になっているため、次回使う時にはバッテリーを気にせずイヤホンを使うことができます。

フタはくるっと回転するようになっていて、フタがバラバラにならないのでとてもしまいやすいです。

実際に使ってみてわかった悪い点

残念ながら良くない点もあります。元々、ワイヤレスノイズノイズキャンセリング”ヘッドホン”(MDR-1000X)を使っていたということもあり、そちらと比べると色々と粗が目立ってしまいます。

使用してみないと気付かない良くない点を紹介するのもレビューの醍醐味。ということでご紹介します。

片側が上手く繋がらない時がある

左右独立型モデルの悲しい現実。音楽プレイヤーと接続をする際、片側(左側)しかつながらずもう片方(右側)からは音がしない・・・ということがたまにあります。そういう時は再接続すれば解消しますが、わずらわしさを感じてしまいます。

また、人混みなど電波が飛び交っているであろう所だと、片側のイヤホン(右側)の接続が悪くなります。おそらく、音楽プレイヤーと左側のイヤホンが接続していて、左側のイヤホンから右側のイヤホンへ電波を飛ばしているのでしょう。せっかく音楽に浸っているのに接続が悪くなると台無しです。

反応がワンテンポ遅い

音楽プレイヤー側の操作、またはイヤホン側の操作の反応がワンテンポ遅いです。操作してから0.5秒後くらいに反応する感じです。おそらくこれも左右独立型モデルの欠点でしょう。左右それぞれに情報を伝えるために時間がかかっているのだと推測します。

私は一度聞き始めたら頻繁に操作することはないのでそこまで気にしませんが、改善してほしい点ではあります。

ボタン操作がややこしい

左右のイヤホンに物理ボタンが1つずつしかありません。左側イヤホンのボタンは電源やモードの切り替え用、右側イヤホンのボタンは曲操作用で独立しています。

重要な曲操作ですが、1つのボタンで次のことができます。工夫が感じられますが、音量操作ができないのはつらいところです。CDによって音量が異なることもあるので、曲に合わせて音量を変えたいことがあるのですが、音楽プレイヤー側を操作しないと音量を変えられません。

再生・一時停止:ボタン1回押し(●)
次の曲の頭出し:ボタン2回押し(●●)
前の曲(または再生中)の頭出し:ボタン3回押し(●●●)
早送り:ボタン1回押し+長押し(●)
早戻し:ボタン2回押し+長押し(●●)

MDR-1000X(ヘッドホン)ではタップとフリックで直感的に全ての操作ができるので、それに慣れてしまうとどうしても不便さを感じてしまいます。

連続使用時間が短い

連続再生で最大3時間の電池持ちです。私の場合は通勤の往復で電池を使い切ってしまいます。専用ケースで充電できるため、電池が切れてしまうことは無いのですが、毎日帰宅後は充電しないと翌日電池切れしてしまうのは面倒です。

まとめ

持ち運びの不便さを除けば、どうしてもヘッドホンに軍配が上がってしまいますが、基本スペックは十分なレベルのイヤホンです。何よりとても軽くて持ち運びやすい。これに限ります。

とにかく使いやすさと音質重視!というかたはヘッドホンをおすすめします。自分に合ったものを手に入れて、素敵な音楽ライフを!

 

 

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